この記事は、SBIホールディングス(証券コード:8473)の銘柄分析(ファンダメンタル分析)結果をまとめています.
会社名 | SBIホールディングス株式会社 |
市場 | 東証プライム |
業種 | 証券、商品先物取引業 |
証券コード | 8473 |
配当月 | 6月、12月 |
権利確定月 | 3月 |
企業HP | https://www.sbigroup.co.jp/ |
IR情報 | https://www.sbigroup.co.jp/investors/share/ |
総合評価 | (6.0) |
うみせ
うみSE
副業でブログ、おこづかいで投資をしているサラリーマンです. 妻と娘(4歳)の3人でマイホーム暮らしです. 家計管理はパパ(うみSE)が担当しており、家計管理術や株式投資について発信しています.
業績
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- 売上高:右肩上がりでとても優秀です.
- 営業利益率:10%以上を10年以上継続していますが、上下が激しいです.
その後は順調に回復傾向です.
「売上高」のうち、「売上原価」と「販管費」を引いたものを「営業利益」と呼びます.
営業利益÷売上高×100=「営業利益率」となります.
株主還元
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- 1株あたり配当金:直近10年間で無配や減配はありませんが、連続で同じ配当金だった年があります.
- 配当性向:増減が激しく、マイナスの年もあります.
とても健全と言えません. - EPS:増減が激しく安定はしていません.
1株当たりどれくらいの純利益を生み出しているかを見る指標です.
EPSが大きいほど企業の収益力が高く優秀と言われています.
財務
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- 自己資本比率:かなり低く、長期的にみると少しずつ自己資本の割合は減少傾向にありますが、安全性はかなり低いです.
- 営業CF・現金等:営業CFは赤字の年度も多くあり、とても安定しているとは言えません.
企業の資産のうち、純資産(自己資本)と負債(他人資本)割合を示すものです.
自己資本比率が高い会社の方が潰れにくいと言われています.
ROE
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- ROE:少ない自己資本を効率的に運用できているように思われます.
業種内でも平均値付近を推移していますが2023年度はかなり低くなっています.
純資産(自己資本)を効率的に運用して純利益を生み出しているを表す指標です.
日本では8%を超えると優良企業と言われています.
ROA
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- ROA:投資するなら5%ぐらいほしいですが、業種(証券、商品先物取引業)的には1%以下が平均のようです.
資産(他人資本含む)を効率的に運用して純利益を生み出しているを表す指標です.
日本では5%を超えると優良企業と言われています.
PER
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- PER:業種(証券、商品先物取引業)の中央値ぐらいのの水準を継続しています. どちらかと言えば、「割安」の傾向です.
時価総額を当期純利益で割った値です.
投資した資金が何年分で当期純利益を回収できるかを意味しています.
株主優待
- 株主優待:SBIグループ内のサプリメントもしくは暗号資産(XRP)をもらえます. なお、暗号資産もSBI VCトレードの口座がないと使えないので、あまり嬉しい優待ではない方が多いと思います. 詳しくはこちら.
まとめ
- 業績
- 10.0
- 株主還元
- 6.0
- 財務
- 3.0
- ROE
- 6.0
- ROA
- 4.0
- PER
- 4.0
近年、かなり注目を集めている銘柄です.
配当利回りも3%を超え、株主優待もあって業績も絶好調ですが、自己資本比率が低く財務状況は不安が残ります.
現時点で無配や減配はありませんが、賛否両論のある銘柄かと思っています.
うみSEは株価が下がったタイミングで少しだけ買い増しを考える程度になりそうです.
最後まで読んでいただき、ありがとうございました.