- 家計簿アプリ「Zaim（無料版）」にはどんな機能があるの？
- 無料版の家計簿アプリって使い物にならないの？
こんな悩みを解決します.
結論、無料版でも家計簿アプリZaimはかなり優秀です.
しかしながら、無料版では一部制限されている機能もあります（有料版でしか使えない）ので、そのあたりを重点的に紹介していきます.
この記事でわかること
- 家計簿アプリ「Zaim」で使える優秀な機能
- 家計簿アプリ「Zaim（無料版）」をおすすめする人
- 家計簿アプリ「Zaim（有料版）」をおすすめする人
うみせ
うみSE
副業でブログ、おこづかいで投資をしているサラリーマンです. 妻と娘(4歳)の3人でマイホーム暮らしです. 家計管理はパパ（うみSE）が担当しており、家計管理術や株式投資について発信しています.
家計簿アプリZaimの機能
| 無料 | プレミアム | |
|---|---|---|
| 家計簿の入力・分析 | ||
| レシートの自動読取 | ||
| 銀行やカードの自動連携 | ||
| 連携先をいつでも・優先更新 | （裏技あり） | |
| 履歴の一括編集 | ||
| カテゴリのカスタマイズ | ||
| カラーのカスタマイズ | ||
| ホーム画面のカスタマイズ | ||
| 口座グループの作成 | ||
| ライフプラン | ||
| 目的別コース | ||
| 残高グラフの期間変更 | ||
| わたしの給付金 | ||
| 発見リストの保存 | ||
| カテゴリ別予算アラート | ||
| ポイント有効期限アラート | ||
| 履歴のダウンロード | ||
| ふりかえりプリント | ||
| 複数アカウント切替 | ||
| 一部広告の非表示 |
上表のとおり、家計簿アプリZaimの機能はかなり多いです.
無料版だと結構機能の制限がされているように見えますが、主要な機能は無料版でも使えますので、家計簿アプリとしては十分使えます.
- 入力機能（レシート自動読取）
- 口座の自動連携機能
- 総資産額の表示
- 分析機能
ZaimのヘビーユーザーであるうみSEが、実際に使っていて便利だと感じる上記の主要な機能について紹介します.
入力機能
Zaimで家計簿を入力する方法は以下の3つです.
- 手動入力
- レシート自動読取による入力
- 口座連携による自動入力
カテゴリを選択して、金額やお店などを手動で入力する方法です.
レシート形式で領収書や明細が発行されない場合や、レシートを紛失した場合に利用します.
病院、薬局、自動販売機を利用した場合は手動入力となります.
①画面下の【記録】ボタンを押します.
②【手入力】タブを押します.
③支出の入力なら【支出】ボタン、収入を手入力するなら【収入】ボタンを押します.
④カテゴリより項目を選択します. （画像では「食費」を選択しています）
⑤内訳の項目を選択します. （画像では「食料品」を選択しています）
⑥金額を入力し、【OK】ボタンを押します. （テンキーは自動的にポップアップ表示されます）
⑦ [任意入力] 必要に応じて、日付・お店・電話番号・品目・写真などを入力します.
⑧上記⑦の入力完了後、【記録する】ボタンを押します.
⑨記録完了画面 が表示されます.
【つづけて記録】ボタンを押すと、下図の⑨画面へ遷移します.
【履歴を確認】ボタンを押すと、下図の⑩画面へ遷移します.
レシートのデータを記録する場合に利用します.
レシートをスマホのカメラで “パシャッ” と撮影するだけで、アプリ内に自動入力される機能です.
家計簿アプリの最も有能な機能であり、なんと無料で利用できます.
財布の中にレシートをたくさん持っている現金派の方には、重宝する機能です.
Zaimのレシート読み取り機能は高精度なので、大抵のレシートは読み取ることができます.
なお、読み取り終わったレシートを捨てることにより、財布の中も綺麗になります.
①画面下の【記録】ボタンを押します.
②【レシート】タブを押します.
③撮影 （カメラ） 画面が表示されますので、レシートを緑枠内に収めます.
④【カメラ】ボタンを押します.
⑤レシートから読み取ったデータに不備がないか確認します.
★カテゴリ、文字化け、金額などをよく確認してください★
⑥【記録する】ボタンを押します.
⑦記録完了画面 が表示されます.
【つづけて記録】ボタンを押すと、再度、撮影 （カメラ） 画面が表示されます.
⑧【履歴を確認】ボタンを押すと、履歴画面へ遷移します.
レシート撮影時、情報は緑枠内に収めてるようにしましょう！
また、レシート下部によく記載されている広告情報などは含める必要なく、「お釣り」という項目が一番下になるように撮影できればOKです.
レシート撮影時は、【ライト (フラッシュ) ON】で撮影すると、不要な影が入り込まなくて、綺麗に撮影できます.
スマホカメラで撮影できない長いレシートの場合、【長いレシート】ボタンを押すと、複数回に分けて撮影することができますよ.
スーパーなどで食料品を買い物すると、長～～～いレシートが発行されて困っていましたが、この機能が追加されてからとても便利になりました.
連携している口座の入出金情報が自動的に入力される機能です.
この機能によって、給与・賞与の入金情報やデビットカード、クレジットカードによる出金情報が自動入力されるため、とても便利な機能です.クレジットカードやデビットカード派の方にオススメの機能です.
①画面下の【履歴】ボタンを押します.
②口座連携により自動入力された項目が追加されています.
※クレジットカードの引き落し先が連携している口座だった場合、二重に項目が追加されてしまいます.この場合は【振替設定】や【集計に含めない】などの手動操作により管理する必要があります.
口座連携機能
Zaimには口座連携機能があり、連携している口座の入出金情報を自動的に記録します.
Zaimは無料版でも口座連携数に制限がありません.
持っている口座数が多い場合 (目安は10個以上) は Zaim が絶対的におすすめです.
なお、連携できるのは銀行口座だけではなく、証券口座やクレジットカード、電子マネーや交通系IC、さらには年金や保険、ポイントカードなど多種多様です.
銀行口座との口座連携を行うためには、インターネットバンキングの開設が必要です.まだインターネットバンキングの口座を開設されていない方は、先に口座を開設してくださいね.
①ホーム画面 左上の【アイコン】ボタンを押します.
②ポップアップ表示したメニュー画面中に表示される【連携設定】を選択します.
③画面右上の【＋ (プラス) 】ボタンを押します.
④連携設定ができる連携先一覧が表示されますので、連携したい口座などを選択します. （画像では「銀行」を選択しています）
⑤銀行一覧が表示されますので、連携したい銀行口座を選択します. （画像では「住信SBIネット銀行」を選択しています）
⑥データ取得開始日を選択します.
※過去すべてのデータは取得できない可能性があります.
⑦【連携する】ボタンを押します.
⑧口座情報を入力します. （連携するネットバンキングのサイトへ移行します）
⑨口座情報の入力完了後、「アクセス許可」や「利用規約」などの画面が表示されますのでよく読みます.
⑩アクセス許可や利用規約に同意します. （画面では【許可】ボタンを押します）
⑪黄色丸で「更新中…」となれば、入力・設定は無事に完了です.あとは連携完了するまで待ちましょう.
⑫緑色丸になったら連携完了です.お疲れ様でした.
総資産額の表示
連携している口座やポイント現金などの総資産額を “一見化” 表示することができます.
なお、総資産額だけではなく、口座ごとで表示することができます.
①画面下の【残高】ボタンを押します.
②残高画面の【総残高】に表示している金額が総資産額となります.
【チャート】ボタンを押すと、総残高の推移グラフを表示することができます.
（無料版の場合は、1カ月の推移グラフ固定となります）
証券口座や確定拠出年金などは、対象の【口座】ボタンを押すと、評価額や推移グラフを表示することができます.
（無料版の場合は、1カ月の推移グラフ固定となります）
分析機能
Zaimでは無料版でも予算比や収支、カテゴリ別などで分析が可能です.
分析機能も簡単に説明しますが、初心者の方はまず家計簿を記録することを習慣にすることが大切です.
まずは、大まかなカテゴリで毎月どのくらいの支出と収入があるのかを知ってくださいね.
①画面下の【分析】ボタンを押します.
②分析画面が表示されます.初期設定は月別の予算比が表示されます.
③収支で分析する場合は、【収支】タブを選択します.
④収支で分析する場合は、円グラフが表示されます.月別を年別や週別表示に変更する場合、【月別】タブを選択します.
⑤ポップアップ表示で、週別、月別、年別を選択できるようになりますので、用途に合わせて選択します.
⑥カテゴリ別で分析する場合は、対象のカテゴリを選択します. （画像では「食費」を選択しています）
⑦設定されているカテゴリの内訳別で分析することができます.
Zaim（無料版）をおすすめしたい人
家計簿アプリZaimの無料版をおすすめしたい人は以下のとおり.
- はじめて家計簿アプリを使う人
- 現金派または現金を利用する人
- 銀行口座、証券口座、クレジットカード、交通系ICなどを4つ以上口座連携したい人
- 無料で家計簿アプリを使いたおしたい人
Zaimは直感でわかりやすいユーザーインターフェースなので、家計簿アプリ初心者の方にとてもおすすめです.
また、レシート読取機能も無料で使えるため、現金を使ってお店でレシートをもらうことがある人にはぜひ使ってほしいです.
他の家計簿アプリとの比較結果をこちらでまとめていますので、ぜひ確認してください.
Zaim（有料版）をおすすめしたい人
家計簿アプリZaimの有料版をおすすめしたい人は以下のとおり.
- 支出をしっかり見極めて家計改善をしたい人
- 年間管理で収入と支出を分析したい人
Zaim（有料版）を使って、本気で家計改善をしたい方はこちらの記事を読んでみてください.
まとめ
いかがでしたか？
家計簿アプリZaimの機能とZaimをおすすめした方を紹介しました。
家計簿アプリを使ったことがない人は、ぜひZaimを使ってみてください.
無料なので、ダウンロードしても損することはありませんよ.
最後まで読んでいただき、ありがとうございました.
