たくさんある証券会社の中から「どこにiDeCo口座を開設すればよいか」を悩む方が多く、結果的に「楽天ポイント貯まるから、楽天証券でいいや」と安易に楽天証券にiDeCo口座開設をして、後悔している方が多いです.
iDeCo口座は1人1口座しか持てず、原則60歳まで引き出せないという制限がありますので、長期間運用することが前提となります.
この記事では「どの証券会社でiDeCo口座を開設するのが良いか」を見極めるためのポイントを紹介します.
長期間投資するための大事な口座です.
将来、資産をお金に変換するときに少しでも損しないしない証券会社を選びましょう!
うみせ
うみSE
副業でブログ、おこづかいで投資をしているサラリーマンです. 妻と娘(4歳)の3人でマイホーム暮らしです. 家計管理はパパ(うみSE)が担当しており、家計管理術や株式投資について発信しています.
ポイント還元が受けられない
iDeCo口座を開設する上で最も大事なことは、NISAや投資信託などで使えるクレジットカード支払いや、投信信託を保有しているだけでもらえるマイレージなどの「ポイント還元が受けられない」ということです.
「NISA口座」や「特定口座」の場合、証券会社によって保有しているだけでポイント還元が受けられるお得な証券会社がありますが、iDeCo口座の場合は投資信託を購入してもポイント還元を受けられません.
つまり、ポイント還元を期待した証券口座は選んではいけないということです.
手数料が低い証券会社で口座を開設すること!
iDeCoでは「どうしても発生する手数料」と「証券会社によって無料となる手数料」が存在します.
そして、この情報は「知っているか」「知らないか」だけの差となります.
支払先 | 金額 | |
---|---|---|
新規加入時 | 国民年金基金連合会 | 2,829円 |
収納手数料 | 国民年金基金連合会 | 105円/月 |
事務委託手数料 | 事務委託先金融機関(信託銀行) | 66円/月 |
口座管理手数料 | 事務委託先金融機関(信託銀行) | |
受取時 | 事務委託先金融機関(信託銀行) | 440円(給付の都度) |
月々450円も異なると、年間4,500円、30年間で162,000円も異なります.
この記事を読んだ方は、口座管理手数料が「0円=無料」の証券会社を選んでください.
手数料最安値でおすすめの証券会社を一覧表でまとめていますので、こちらからどうぞ.
この記事で紹介している証券会社以外を確認したい方は、iDeCoナビが便利です.
手数料が安い商品を取り扱いしていること!
証券会社によってiDeCoで運用できる商品が異なり、さらにその商品の信託報酬が最も低いものを選ぶことが大事になります.
簡単に言うと、業界最低手数料の「eMAXIS Slimシリーズ」もしくは同等の信託報酬の商品があるかどうかを確認すればOKということです.
口座管理手数料が0円でおすすめの証券会社を表にまとめています.
一覧表で比較すると、SBI証券が最も幅広く商品の種類が網羅されています.
またSBI証券にしかない「全世界債権」の商品があります.
iDeCo口座を後から変更するのは手間なので、幅広く商品ランナップが用意されているSBI証券が最もおすすめです.
まずは資料請求から
なお、SBI証券では「NASDAQ100」へは投資できません.
NASDAQ100に投資できる最もおすすめの証券会社はマネックス証券です.
今をときめくアメリカのハイテク企業である「google」、「amazon」、「facebook」、「apple」、「Microsoft」への投資配分を多くしたい方は、NASDAQ100指数に連動した商品を買ってみるのもいいかもしれません.
今は買わなくても、買える選択肢があるということが大事ですね!
まずは資料請求から
まとめ
いかがでしたか?
結論として、iDeCo口座は大手ネット証券会社の中から選ぶことが最適であり、あとは「「運用したい指数に連動する商品の有無」で選びましょう.
iDeCo口座は1人で1口座しか開設できません.
慎重に選びたい方は、資料請求からどうぞ.
最後まで読んでいただき、ありがとうございました.