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日本電信電話(9432)銘柄分析

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この記事は、日本電信電話(証券コード:9432)の銘柄分析(ファンダメンタル分析)結果をまとめています.

日本電信電話(9432)
東証プライム
連続増配 株主優待
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株価
配当利回り
東証33業種
配当月
¥155.603.17%情報・通信業9月、3月
注意事項!
  • 本記事は情報提供を目的としています.
  • 投資の最終決定は、ご自身でしっかりとご判断いただきますようお願いします.
  • 本記事の情報は、うみSE自身が信頼できると判断した情報から入手したものですが、情報源の確実性を保証したものではありません.


[radar_chart title1=”株主還元” score1=5 title2=”収益性” score2=4.5 title3=”安定性” score3=2.5 title4=”割安度” score4=5 title5=”将来性” score5=4 title6=”その他” score6=5 aria_label=”レーダーチャート9432″]
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同業種PER
同業種PBR
23.2倍2.3倍
[temp id=3]

概要・事業内容

NTT(グループ)は日本の大手電気通信事業者で、携帯電話の大手三大キャリアの1つである「docomo」を運営している会社で、時価総額13兆円超の大企業です.

携帯電話はもちろん、光回線や地域固定電話網独占など、日本の通信インフラを支えている会社であり、近年では海外事業拡大にも力を入れている会社です.

事業は、「総合ICT事業」、「地域通信事業」、「グローバル・ソリューション事業」、「その他(不動産、エネルギー等)」の大きく4つに分かれています.

総合ICT事業

総合ICT事業では、

docomoahamo

などのブランドを取扱う携帯電話事業国内電気通信事業における県間通信サービス国際通信事業ソリューション事業などがあり、現状、営業利益の半分以上はこの事業によるもので、NTTグループの核となっている事業です.

地域通信事業

地域通信事業では、国内電気通信事業における県内通信サービスの提供およびそれに附帯する事業を行っています.

主に「フレッツ光」や「コラボ光」などが該当し、中小企業や自治体のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援なども行っています.

グローバル・ソリューション事業

グローバル・ソリューション事業では、海外向けに「システムインテグレーション」や「ネットワークシステム」、「クラウド」、「グローバルデータセンター」など多様で安定的なITサービスを提供しています.

その他

その他、不動産事業エネルギー事業などに係るサービスも提供しています.

業績

売上高

売上高の注目ポイントは以下です.

注目ポイント
  • 10年以上、右肩上がりで売上高が上昇!
  • コロナ下でも売上高が上昇!

営業利益

営業利益率の注目ポイントは以下です.

注目ポイント
  • 7年以上、営業利益率10%以上を継続!
  • 2015年に1度だけ10%未満あり!
  • 5年以上、営業利益率13%以上を継続!

まとめ

稼ぐ力は強いですが、2015年に1度だけ10%を下回っていますので、収益性の評価は4.5点です.

株主還元

配当金・配当性向・EPS

配当金・配当性向・EPS(1株当たりの純利益)の注目ポイントは以下です.

注目のポイント
  • 1株あたり配当金は「120円」予定の高配当!
  • 10年以上、配当金UPの連続増配!
  • 配当性向は「40%」付近で余力あり!
  • EPSも年々増加傾向で、企業経営も超優秀!
  • 自社株買いにも積極的!

株主優待

NTTには株主優待制度があり、下図のとおり保有期間によってdポイントが進呈されます.

株主優待は単元株(100株)以上保有している株主が受けられる制度です.

株主優待制度の詳細はこちらからご確認ください.

https://group.ntt/jp/ir/private_investor/benefit/

まとめ

高配当、連続増配、さらに株主優待もあります.

文句なしで、株主還元の評価は5点です.

財務

営業CF

営業CF(営業キャッシュフロー)はの注目ポイントは以下です.

注目ポイント
  • 毎年黒字だが、上がり下がりで安定せず

現金等

現金等の注目ポイントは以下です.

注目ポイント
  • 毎年黒字だが上がり下がりで安定せず!
  • 近年は下がり傾向!

自己資本比率

自己資本比率の注目ポイントは以下です.

注目ポイント
  • 自己資本比率は約35%以下とかなり低め!

ROE

ROE(自己資本利益率)の注目ポイントは以下です.

注目ポイント
  • 近年は10%以上だが、ずっと10%未満だった!

ROA

ROA(総資産利益率)の注目ポイントは以下です.

注目ポイント
  • 5%未満

まとめ

営業CFや現金等は黒字ではありますが、上下しており安定性に欠けています.

また、自己資本比率が40%と低めで安定性に少し懸念があります.

但し、近年のROEやROAの値比較的好成績で、割と効率的な経営ができています.

鬼ホールド(長い期間保有すること)することを考慮すると、自己資本比率を含めて安定性が低いため、安定性の評価は2.5点です.

市況情報

BPS

BPS(1株当たり純資産)の注目ポイントは以下です.

注目ポイント
  • 株価が¥4,000円前後に対して、BPSは¥2,339円!
  • 他の大手企業と比較した場合、NTT(銘柄コード:9432)やソフトバンク(銘柄コード:9434)より割安

PER

PER(株価収益率)の注目ポイントは以下です.

注目ポイント
  • 同業種PER=23.1倍に対して低く、割安!

PBR

PBR(株価純資産倍率)の注目ポイントは以下です.

注目ポイント
  • PBRは1.0倍を超えており、割高!
  • 同業種PBR=2.3倍で比較すると割安!

まとめ

通信業の中で見ると、最も割安なので、割安性の評価は5点です.

将来性

中期経営戦略(~2023年度)では、以下を掲げています.

注目ポイント
  • EPSは2023年度までに370円を目指す!
  • 継続的な増配の実施を基本!
  • 自己株式の取得を機動的に実施し、資本効率向上!
  • 新ドコモグループの機能統合により、法人事業拡大・ネットワークの競争力強化・サービス創出・開発力強化とDX推進!

詳細はこちらからどうぞ.

https://group.ntt/jp/ir/mgt/managementstrategy/

EPSの具体的な目標を掲げ、「高いコスト削減」による環境負荷削減に取り組んでいます.

但し、海外売上高の目標設定を消したり、株主還元の具体的な指針がないので、将来性の評価は4.0点です.

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました.

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